育毛剤では髪は生えない、という衝撃的な事実を知り、発毛剤について調べてみることにしました。
ところで、まつ毛美容液って薄毛に効きそうじゃない？
その前に気になったのが、まつ毛美容液ってまつ毛がフサフサになるイメージあるけど、頭皮に塗ったら効くんじゃないの⁉︎ということ。まつげ美容液はもしや育毛剤の代わりになる？
まつ毛美容液の方が量が少ないし、成分が凝縮されている分効きそうな気がします。ただ、頭全体に塗るにはコスパが悪すぎるんですよね。
スカルプDのまつ毛美容液などは、育毛専門メーカーが出していることから効果ありそう、と思いましたが、まつ毛美容液プレミアムの価格は4ミリリットルで3,560円。スカルプDの育毛剤が180ミリリットルで同価格と考えると、まつ毛美容液を髪に使うのは費用的には非現実的でした。
ちなみに成分は
まつ毛美容液 プレミアム
毛髪補修成分（加水分解ケラチン（羊毛）、BG 、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 、DPG）をＳＤアイラッシュセラムピュアＳＳＣ３と比較して4倍配合 ※2 8つの成分（プロスタグランジン類似物質・防腐剤（パラベン）・アルコール（エタノール）・オイル（鉱物油）・界面活性剤・ シリコン・香料・合成着色料）を不使用
育毛剤
※タマサキツヅラフジアルカロイド、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸ＤＬ‐α‐トコフェロール
・スカルプＤ独自開発成分「豆乳発酵液（保湿）」など、8種の頭皮ケア成分配合
・スカルプＤ独自開発成分「高純度化ニンジンエキス（湿潤剤）」配合
となっていました。育毛剤の成分を美容液に使うと化粧品扱いにならない、などいろいろ制約もあるんでしょうね。
生え際に塗るなら良いかなとも思いましたが、まつ毛美容液は色素沈着するという口コミもあり、安易に頭皮に使うのは良くないようです。
育毛剤と美容液は大きく効果に差がある
ちなみに、世の中で発売されている「まつ育」アイテムのうち、ほとんどが「まつ毛美容液」で、「まつ毛の育毛剤」は少ないということもわかりました。
また、まつ育の世界では「育毛剤」=「発毛剤」という位置づけのようです。男性の薄毛改善に比べると女性のまつ育は市場規模が小さいから種類も少ないのかな、と思いました。
医療機関で処方してもらえるまつ毛専用育毛剤「グラッシュビスタ」は、緑内障点眼薬の一種を応用したもの。「ルミガン」という商品名の方が有名かもしれません。もともと緑内障や高眼圧症のために点眼薬として使われていた「ビマトプロスト」という成分が効果を発揮するようです。患者のまつ毛がどんどん伸びだして濃くなるという副作用が発見されて、それがうまくまつ毛の育毛剤として転用されたのだとか。
ルミガン使っていた人のまつ毛がすごかった
実際、私の知人でも緑内障でルミガンを使っている人がいたのですが、ちょっと古いたとえでルパン三世の銭形警部のように下まつ毛がとんでもなく目立つ感じになっていたのです。上まつげもエクステみたいでした。「長すぎて切ってる」と言っていたのが衝撃で。
間違いなく効きそうだし、あれを生え際に塗ったら濃い毛が生えそうですが、色素沈着は美容液よりはるかにリスクありそうな気がしました。目の際なら「アイライン？」とごまかすこともできそうでうが、頭皮だとそれができないので現実としては厳しそうです。
個人輸入で購入する方もいるようですが、副作用が怖いので個人的にはちょっと手が出ないなと思いました。
まつ毛美容液を薄毛に使うのは難しいな、と諦めたところで、髪用の発毛剤をもっと調べてみることにしました。続きます。